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花押は押印の代わりにはならない

花押は押印の代わりにならない

 

戦国武将が使っていた「花押」が、遺言書の押印として有効かが争点の裁判で、最高裁は

 

「花押は押印とは認められない」

 

として、遺言書は無効とする初めての判断を下しました。

 

 

 

 

裁判内容

琉球王国の名家の末裔に当たる沖縄県の男性が残した遺言書。

不動産などの財産を「次男に継承させる」とする遺言書に押印がなく、花押が記されていたため、長男と三男が遺言書は無効だと主張し、提訴していた。

 

1・2審では、「花押は、文書作成者の特定に使われてきた歴史があり、被相続人はこれまでも花押を使用しており、印鑑よりも偽造が困難」として、花押を員として認め、遺言書を有効と判断していた。

 

今回の最高裁では、花押が「書く」もので「押す」ものではないことを重視した。

「重要な文書は署名、押印して完結させる慣行がわが国にはある」と述べ、押印は民法の要件を満たさないと結論付けた。

 

サインが認められた例

昭和48年には、日本に帰化した元ロシア人の遺言で、押印がなくサインのみのものが有効という最高裁判決があります。

 

その際は

「約40年間日本に在住したが、主にロシア語と英語を使用して欧州式の生活様式で過ごしている。遺言書は有効とすべき。」との判断でした。

 

個人的には、被相続人が押印の代わりに花押を使っていた状況から、1・2審同様の最高裁判決になるものと考えていましたが、意外な判断でした。

 

ただし、最高裁判決が出た以上、押印(認印や拇印でも可ですが、実印を勧めます)が必要という要件は揺るがないと思います。自筆証書遺言を作成する際は、不備とならないよう十分な注意が必要です。今回の遺言でも、行政書士等の関与があれば、押印なしとすることはなかったと思われます。

 

亡くなった後、相続人が10年以上も裁判で戦う。そして、結果がどうであれ、親族関係は破壊されてしまう。争族対策の遺言書も、法的に不備があると意味がありません。

 

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